インターナショナルスクール面接で輝く!効果的な対策とアドバイス|面接までにすること
インターの面接って何を聞かれるの?
対策がまったく分からない。。。
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
インターナショナルスクール受験で面接を受けるお子さんと親御さんは不安や疑問に感じることがたくさんあると思います。なかでも、何を質問されどの様に答えるか?はみなさん気になるところではないでしょうか?
この記事ではそのようなお悩みをお持ちの方に向けて、英語力0の娘と共にインターナショナルスクール受験を乗り越えた私、KuKuがの面接対策について解説します。インターナショナルスクールだけでなく日本の(厳しい)お受験も経験しているので、私の体験談がみなさんの参考になると嬉しいです。
この記事を読めば面接の対策法、当日の持ち物や心構えなども含めてインターナショナルスクール受験の面接への準備の仕方が分かります。
どうしても書きたいことが多くて本文が長くなってしまったので、あまり時間がないという方は下記の目次から気になるところへ。もしくは「まとめ」だけでもぜひ読んでみてください♪
成功への鍵:面接成功のための心得と準備
インターナショナルスクールの受験においてだけ,ではないですが、面接と願書はこちらの意見を思い切り学校側へお伝え出来る唯一のチャンスです。
面接では受験者の自己PRやコミュニケーション能力、英語力、そして面接官との相性が重要な要素となります。どんな質問が飛んできても良い様に適切な面接対策は欠かせません。
- 受験者の自己PR
- コミュニケーション能力
- 英語力
- 面接官との相性
面接官との相性だけは運だね💦
また面接対策を通じて自信を持ち、緊張を抑えることも面接での成功につながります。
沢山練習を重ねてリラックスした状態で面接に臨むことで自分の実力を発揮しやすくなります。さらに、面接練習を重ねることで面接官とのコミュニケーションスキルを向上させることができます。
面接試験では学校の特徴や教育方針などを子供に聞かれる事はほぼありませんが、学校の特徴を知っておく事で質問の回答を考えやすくなると思いますので、ぜひ一度お子さんとも学校の特徴を見直してみて下さい。
ぶっつけ本番なんてダメ!面接は繰り返し練習が必要!
面接前の準備
自己紹介の練習
面接では自己紹介が最初に行われることが多いです。
自己紹介は、子供については自分の名前、年齢、趣味・特技、過去の経験など、自分を表す情報を簡潔に伝えることが重要です。
- 名前
- 年齢
- 趣味
- 特技
- 過去の経験
英語での自己紹介に慣れておくことも大切です。
事前に自己紹介の内容を考え、練習しておくことで、面接時にスムーズに伝えられるようになります。
とにかく黙らない事が大切です!
ご両親に関しては難しい質問はないと思いますが、志望動機などは聞かれると思いますのでしっかりと答えられる様にしておきましょう。
子供より緊張しちゃいそう💦
英語で面接が行われるか、日本語でも大丈夫かは学校によります。
一応ですが、お休みの日の過ごし方などを聞かれたら=家庭の教育方針を聞かれてると頭の中で繋がる様にしておいて下さい。
受験におけるイロハのイです。
休みの日の過ごし方=家庭の教育方針
スクールの情報をリサーチ
志望するインターナショナルスクールの情報を事前にリサーチしましょう。
学校の特徴や教育方針、カリキュラム、校風、進路実績等を把握しておくことが望ましいです。
- 学校の特徴
- 教育方針
- カリキュラム
- 校風
- 進路実績
など。
これらの対策は、面接で自分が学校に対してどのような期待や目標を持っているかを伝える際に役立ちます。これらを元にして面接でお話する事の台本を作ってみて下さい。
台本を作ってみると意外と何話したら良いのか分からなくなったりしますが、自身の子育ての方針を見直す良い機会になりますよ。
質問事項のリストアップ
面接では面接官からの質問だけでなく受験者からも質問ができることがあります。
え?したくないよ(笑)
と思いますが、質問をすることで関心や積極性をアピールできます。
事前に質問したい事項をリストアップし、適切なタイミングで尋ねられるように準備しておきましょう。
ただ質問はマイナス印象の質問もあるので、予めご家族でよくご相談されておいて下さい。
※質問例は後述
適切な服装と持ち物
面接では、第一印象が重要です。
THE日本のお受験は、着る物、持ち物、髪型に至るまで全て暗黙の了解の正解がありますがインターナショナルスクールの受験は正解的な物がありません。
ある意味日本の方が楽です!!
しかしちゃんとしていて嫌な気持ちになる方はそんなにいないと思いますので、清潔感のある服装で礼儀正しい態度を心掛けましょう。
スーツやネクタイは必ずしも必要ではありませんが、きちんとした印象を与える服装が望ましいです。私は当時よくわからなかったので、両親ともにいわゆる日本のお受験スーツで行きました(笑)人によって違うかも知れませんが、常識の範囲で考えたら良いかと思います。
無難にやっぱりスーツかな?
当日に必要な持ち物は事前に確認し、面接当日に忘れずに持参するようにしましょう。
日本の学校では暗黙の了解の中に含まれていますが、インターではスリッパの持参をあまり指定される事がありません。ですが面接当日は持ち物として指定されている場合があるのでチェックして下さい。
3COINSでそれなりの見た目の折りたたみスリッパが安く買えますよ
パパの分も忘れずにね!
清潔感ある服装にスリッパ持参!!
緊張を和らげるために、ストレスをできるだけ溜めない
子供の受験を経験をするとどうしても起こる事なのですが、謎のストレスがとっても溜まります。 その為、説明会や実際の試験に行くと我を忘れてキレまくっているお母様を目にする事があります。
思い通りにならない苛立ちが爆発してしまったのでしょうね。
お気持ち分かります。
私も受験期には本当に色々ありました。ずっと何かに追われている様で、ずっと緊張状態です。
緊張を解消し、リラックスして当日を迎える為にはそれまでの日々の過ごし方がとっても大切です。
一人になる時間がとっても大切です。
煮詰まりすぎない様にご両親はよく話し合う事、そして片方だけに任せきりにせず協力して下さい。
面接の基本マナー
インターナショナルスクールだけに限らずですが、面接では自分の魅力を十分にアピールするために基本的なマナーや態度は大切です。適切なマナーを身に付けることで、面接官に好印象を与え、入学の可能性を高めることができます。
以下では、面接で意識すべき基本マナーについて詳しく解説します。
特別なことは何も書いていません!
基本が大事です!
挨拶の仕方
面接では、部屋に入った時に全てが決まっていると聞くほど第一印象は大切です。
挨拶は第一印象を左右する重要な要素ですので、丁寧かつ自然な声で行いましょう。
「Hello」「Nice to meet you」などのフレーズはもちろんですが、面接終了時には
「Thank you for your time」
などのお礼を述べることも忘れずに行いましょう。
笑顔を絶やさず丁寧な言葉遣い
面接では笑顔を絶やさず、相手に伝わりやすい言葉遣いで接することが好印象を与えるポイントです。また、丁寧な言葉遣いは、敬意を示すだけでなく、自分の品位やマナーをアピールすることにもつながります。
面接中は、相手の目を見ながら笑顔で話すことを心掛け、敬語や適切な表現を用いるようにしましょう。
目線や姿勢の注意点
面接では、とにかく相手の目を見てにこやかに。母は常に女優である必要があります。
場面によってキャラ変でお願いいたします(笑)
話をする際も聞く際もしっかりと面接官を微笑みながら見ることを忘れずに。
また、姿勢を正すことで集中力を保ちやすくなります。
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせ、足を揃えることで、適切な姿勢が保てるでしょう。
時間は長くありません。人生のほんの一瞬です!
話し方とリスニング力の向上
面接では、話し方やリスニング力も重要なポイントです。
自分の意見や考えを伝える際には、明確で簡潔な言葉を使い、相手に理解しやすいように話すことが大切です。
よく難しい言葉で「何となく良い事言ってる風」にされる方がいらっしゃるんですが、全然伝わらないので控えた方が良いです。
不安になってきた(笑)
特にお仕事でのプレゼンが得意なお父様は子供の入学試験でつまづきやすい方が多いです。
子供の面接は試験であってお仕事ではないですので、得意なお父様ほどよくよく練習なさってください。
因みにうちの夫もお仕事ではプレゼンも人の前で話すのも大の得意ですが、初めての面接の模擬練習の時のボロボロっぷりは今でも忘れられません(笑) ←日本スタイルのお受験でですが
面接官からの質問に対しては、しっかりと耳を傾け、理解した上で回答することが求められます。親は学校によって英語か日本語かわかりませんが、子供は英語での面接になると思いますので、とにかく面接時に黙らない事。海外で黙る事は良しとされません。
分からなかったら黙るのではなく、「分かりません」と答えられる様にして下さいね。
リスニング力を向上させるために、日常生活で絵本の読み聞かせ、英語のニュースやポッドキャストを聞く習慣をつけると良いでしょう。耳慣れは大事です。
よくある質問と回答例
面接では、様々な質問が出されることがあります。
受験者が事前に質問と回答例を準備しておくことで、面接時の緊張を和らげ自信を持って答えることができます。以下では、面接でよくある質問と、その解答例をご紹介します。
なぜこのインターナショナルスクールを選んだのですか?
こういった質問が来るのは必ず親の方ですので
- どうしてそのスクールを選んだのか
- どこが良いと思ったのか
ご家族でよく話し合っておいてください。
そしてこの様な質問がきた場合は、基本的に教育方針を聞かれていると思って下さい。
「スクールのこういう所に魅力を感じ、校長様のお話に大変感銘を受け、こちらのスクールで幼少期の大切な時期を過ごし学ばせていただきたいと思いました。」
といった様な流れにしたら良いと思います。
面接のテクニックとして、最終的に回答は子供の話題に落とすというのを覚えておいて下さい。
- どれだけ大切にされているのか
- 入学後に家庭内のフォローはちゃんと出来るのか
という様な事を見られています。
教育方針などはある程度は願書に書くと思いますが、願書を元に質問をされる事もありますので、願書の内容はしっかり把握しておいてください。
質問して欲しい事を願書に入れておいても良いと思います。
こちらも「良い事言ってる風」にならない様に、伝わりやすい言葉で簡潔に。
あなたが将来したい事は何ですか?
解答①
「将来的には、動物が大好きなので、動物のお医者さんになりたいです。インターナショナルスクールでいろいろなことを学んで、動物を助けられる人になりたいと思っています。」
解答②
「将来的には、国際機関で働き、環境問題や貧困問題など、世界的な課題の解決に貢献したいと考えています。インターナショナルスクールでの教育を通じて、多様な文化や価値観を理解し、国際的な協力を促進できる力を身につけたいと思っています。」
まぁこんな感じに答えられたら理想だと思いますが、うちの子は英語力0でしたので、リスニング訓練と質問に黙らないで簡単に答えられる様に練習しました。
娘の志望は小児科医なのですが、「peadiatrician」という単語を覚えるのに苦労しました。
発音も難しかった。
多分ですが面接では何言ってるか、どの位わかるのかという試験ですので、今ある英語力で精一杯答えられるので良いと思います。
ただ、学年によって求められる事は変わると思います。
学業や課外活動について
面接官は、受験者の学業や課外活動に興味を持つことがあります。
この質問に対しては、
- 自分がどのような勉強方法を取り入れているのか
- どのような課外活動に参加しているのか
を具体的に説明しましょう。
前の記事でも書きましたが、娘は受験当時、公文が5学年先まで進んでいたので、公文の先生にお願いして学習進度の紙を発行して貰いました。
あと、小学2年生の時に漢検5級を取っていたので、全然関係ないけど
英語が出来ないだけで勉強の努力が出来ない訳じゃないよ
というアピールの為にその証明書、また、他に音楽のコンクールでも受賞歴がありましたので、その時の賞状もコピーして提出をしました。
アピールポイントは念のためまとめておこう!
ただ、今日現在まで提出した書類含め、音楽の事にも触れられた事はありませんので、プリンシパル(校長)含め見たのかは謎です。
インターナショナルスクールへの意欲
面接官は、受験者がこの学校で学んでいく意欲を持っているかどうかを確認したいと思っています。この質問に対しては、インターナショナルスクールで学ぶことに対する期待や目標を具体的に説明しましょう。
どうしてインターナショナルスクールを選択しようと思ったのか、そこに行き着くまでに色々葛藤があったはずです。それでもそのスクールで学ばせようと思った時の気持ちを話せる様にしてみて下さい。
強みや改善点について
面接官は、受験者の強みや改善点について知りたいと思うことがあります。
この質問に対しては、自分の強みや改善点を正直に認め、改善点に対してどのような取り組みを行っているのかを説明しましょう。
強みばかりじゃなくて改善点もか。
例えば、娘は英語力は0でしたが、努力をし続ける事が出来るという事、何事にも負けない強いメンタルを持っている事などアピール出来る様にしました。
少し大袈裟位でも良いんです(笑)
面接では、様々な質問が出されることがありますが、事前に質問と回答例を準備しておくことで、面接時の緊張を和らげ、自信を持って答えることができるでしょう。
受験者自身の言葉で、率直で素直な回答を心がけることが大切です。
自分の意見や考えを伝えることで強く印象に残ることができます。
面接官への質問
インターナショナルスクールの面接では、受験者自身も面接官に質問する機会が与えられることがあります。適切な質問をすることで、自分の興味や意欲をアピールできるだけでなく、学校の雰囲気や教育方針についてより深く理解することができます。以下では、質問の目的とタイミング、適切な質問の例を紹介します。
質問の目的とタイミング
質問の目的は、自分が学校について知りたい情報を得るだけでなく、自分の興味や意欲を面接官にアピールすることです。質問のタイミングは、面接の最後に「何か質問はありますか?」と尋ねられた際が一般的です。ただし、面接の途中で自然な流れで質問する機会があれば、それを活用することも大切です。
適切な質問の例
適切な質問の例は以下の通りです。
- 学校で特に力を入れているプログラムや活動は何ですか?“What programmes and activities do you particularly focus on in your school?”
- 先生たちがどのような教育方針で授業を進めていますか?“What is the educational policy of the teachers?”
- スクールに通う生徒たちが卒業後どのような進路に進む傾向がありますか?“What career paths do students attending the school tend to follow after graduation?”
- 在校生たちが学校で直面する課題や困難に対して、学校はどのようにサポートしていますか?“How do you support current students with the challenges and difficulties they face in their school life?”
質問の際は、自分の興味や関心に基づいた質問をし、真剣に聞く姿勢を見せることが重要です。また、質問の内容が学校のホームページや資料に記載されていることを確認し、重複しないように気を付けましょう。
まとめ
この記事では、インターナショナルスクールの面接について不安や疑問を抱える受験生と保護者に向けて、面接対策の方法と準備について解説しました。
大事なのは対策です。繰り返し練習することでスムースに受け答えできることはもちろん、本番の緊張を和らげることになります。
具体的には自己紹介とよくある質問とその回答例を反復練習しましょう。
自分の強みなどのアピールポイントやスクールへの意欲も繰り返し繰り返し。
練習するのは子供ばかりではありません。お父さんも一緒に特訓です(笑)
対策をすれば怖くありません。
どんな質問でも答えを知ってれば怖くない。
万が一分からないことがあれば、分からないといえばいいんです。
大丈夫です!面接なんて一瞬の出来事です。
受験の準備をして本番が近付けば近づくほど精神状態がおかしくなっていくと思います。
特にお母さんは精神状態を保つのが大変だと思いますがそんな時は一人になる時間を作りましょう。精神面のケア、対策も必要です。
面接当日は笑顔で明るく。挨拶の仕方の練習も忘れずに。
第一印象が大事ですので、当日の服装は無難にスーツなどを選び清潔感と品を心がけましょう。
スリッパの持参も忘れずにね♪
長々と記事本文を書いてしまいましたが、この記事が皆さんの受験対策の参考になると嬉しいです。まだまだ書くこともあると思うので思い出し次第追記します。